ショートパンツという体操着の持つ意味

体操着を用意するときに、学校からズボンはショートパンツにするという指定が入ることがほとんどです。
しかし、売り場に行くと、様々な丈のズボンが販売されていて、どれを選んだらいいか悩んでしまうほどです。

そもそも、ショートパンツというのは、ロングパンツに対して短いものという意味から名づけられました。
具体的には、膝丈までの長さのことを言います。
足全体を覆うロングパンツは、あたたかいですが、膝などの曲げ伸ばしには向いておらず、
体操着としての機能は低いと言えます。短い丈であれば、
運動をする際にも邪魔になることがなく、自由に体を動かすことができます。
ロングパンツは裾を踏んでしまうなどのトラブルもありますが、
短い丈であればそのような心配もいりません。

体操着でショートパンツを探すと、ハーフパンツやクオーターパンツが当てはまります。
ハーフパンツは文字通り、半分の丈なので膝丈のことを言い、クオーターパンツは1/4ですから、
太ももあたりの丈になります。学校からの指定がなければ、どちらでも構いません。

子供が動きやすく、運動に向いていると思う方を選びましょう。
ショートパンツのまま、グラウンドに座ったりすることもあるので、汚れにくく、
洗濯しやすい生地を選ぶことも大切です。子供の着心地と、
選択などの機能性の両方を叶える体操着であれば、
長い小学校生活の中でいつもきれいに使い続けることができるでしょう。
6年間使うものなので、成長に合わせて買い替えることも必要です。