体操着のデザインについて

学校の皆で着用する体操着は、時代によってもデザインが変わっています。
着用が始まりだした時にはシンプルなトレパンに白いシャツが主流でしたが、
少しずつ年代が経つに連れて皆で揃った体操着を着て授業を受けるのが当たり前になりました。

東京オリンピックが開催された時代ぐらいから、ぴったりとしたあのブルマのデザインも登場したのですが、
現代ではすっかり姿を消してしまって、殆ど男女差を感じないようなデザインになりつつあります。

さらに年代が経ってくると、上着はそれほど変わらない白いＴシャツをベースにした形ですが、
袖口や首周りだけは色を変えて学年を分かりやすくしているような学校もあります。
また、ズボンにハーフパンツが登場したりするなど、がらりと様変わりした印象を受けます。
夏と冬でも形が違っていて、半そでや長袖などが用意されているので、
季節や体調等に合わせて着用が出来ます。

また、体操着に以前はゼッケンをつけて分かりやすくしていたのですが、
近年は様々な事件なども発生していて安全性の考慮をして、
ゼッケンがなしになったり名札を付けたりするなど、名前の表記に関しても変わりつつあります。

見た目に関しても、どちらかというと子供らしいどこか野暮ったいようなデザインの体操着も
少なくありませんでしたが、やはりそれだと着用するのに物足りないということで、
おしゃれさにも配慮したものもでてきていて、
すっきりとしたスポーツウェアのような雰囲気のものも増えています。